Google Cloud、トランザクション処理で4倍以上、分析クエリで最大100倍の高速化、99.99%の可用性を実現したAlloyDB for PostgreSQLを一般提供開始

Google Cloud、トランザクション処理で4倍以上、分析クエリで最大100倍の高速化、99.99%の可用性を実現したAlloyDB for PostgreSQLを一般提供開始

Google Cloud、トランザクション処理で4倍以上、分析クエリで最大100倍の高速化、99.99%の可用性を実現したAlloyDB for PostgreSQLを一般提供開始

2022 年5 月の Google I/O にて、最も要求の厳しいエンタープライズ データベース ワークロードをモダナイズするための強力なオプションを提供する、PostgreSQL と互換性を持つフルマネージド型のデータベースサービス AlloyDB for PostgreSQL のプレビュー版を発表しました。この度、AlloyDB の一般提供を開始したことをお知らせします。

AlloyDB は、レガシーな独自データベースからの脱却を目指す企業や、アプリケーションを変更せず拡張したい PostgreSQL ユーザーにとって最適な選択肢です。PostgreSQL との完全な互換性、Google の強みであるスケールアウト コンピュートとストレージ、統合された分析、AI/ML を活用した管理機能を兼ね備えています。そのため最小限の管理オーバーヘッドで、優れたパフォーマンス、可用性、スケーラビリティの恩恵を受けることができます。

Google Cloud のパフォーマンステストによると、AlloyDB は標準的な PostgreSQL と比較して、トランザクション処理で 4 倍以上、分析クエリで最大 100 倍の高速化を実現できていることを確認しています。また、Amazon の同等の PostgreSQL 互換サービスと比べても、トランザクション処理が 2 倍高速になります。また、メンテナンスも含めて 99.99% の可用性 SLA が設定されており、リージョンごとに高い可用性を期待できます。AlloyDB は、データベースのサイズや負荷状況に関わらず、ほとんどのデータベース障害を 60 秒以内に自動的に検出し、回復します。さらに、ストレージの自動プロビジョニング、アダプティブ オートバキュームなどのオートパイロット システムにより、データベースの管理がこれまで以上に容易になります。高価な専用ライセンスが不要で、不透明な I/O 課金がないため、予測しやすく明朗な価格設定となっています。

2022 年 5 月のプレビュー版発表以降、ハイエンド エンタープライズ アプリケーションのニーズに対応するため、多くの新機能を導入してきました。顧客管理の暗号鍵(CMEK)や VPC Service Controls などの重要なセキュリティ機能を追加し、クロスリージョン レプリケーションのプレビューを発表しました。新しい 2vCPU / 16GB RAM マシンタイプの導入や、pgRouting、PLV8、amcheck などの PostgreSQL 拡張のサポート追加など、構成オプションを拡張しました。AlloyDB の管理を容易にするため、インデックス アドバイザーのプレビューや新たにフリート全体のモニタリングを導入しています。

2022 年 9 月には、使いやすく、安全で、サーバーレスの Database Migration Service による PostgreSQL から AlloyDB への移行のプレビュー版を発表しました。また、AlloyDBとDatastreamの統合により、シームレスな変更データの取得と BigQuery などへのレプリケーションのプレビュー版を発表しました。さらに、パフォーマンス、可用性、レプリケーションの遅延、モニタリングの改善を継続し、お客様のワークロードのニーズにお応えしています。

続きは Google Cloud ブログ へ

クラウドカテゴリの最新記事